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病理診断をサポートするCloud型AI
「ANSWER」
ANSWERは、がんの最終診断である病理診断をサポートするCloud型AIです。ハイパースペクトルカメラという色彩を高精度に検知できるカメラで撮影した画像をAIに学習させることで、通常のがんをグレードで識別できるだけでなく、希少がんや前がん病変を識別できる可能性を秘めた全く新しい診断補助システムです。

ANSWERのAI技術
ANSWERは、がんの最終診断である病理診断をサポートするCloud型AIです。ハイパースペクトルカメラという色彩を高精度に検知できるカメラで撮影した画像をAIに学習させることで、通常のがんをグレードで識別できるだけでなく、希少がんや前がん病変を識別できる可能性を秘めた全く新しい診断補助システムです。
がん発生と分裂の中心となる細胞核は、独特の色合いをもつことが分かってきています。それを識別できるANSWERは形状だけでなく画像一点の色情報だけで高精度な識別が可能です。これまでの研究で複数の臓器の細胞に対して以下の精度での識別が可能になっています
大腸がん大腸がん/HGD/LGD/正常
正答率
膵臓がん膵臓がん/正常
正答率
子宮頸がんCIN1/CIN2/CIN3
正答率
乳がんがん/正常
正答率
ハイパースペクトルカメラを使用した病理診断の自動化プロセスに関して、Milk.株式会社は特許を取得しており、ハイパースペクトルカメラに関わるAI開発において、国内トップクラスの知見を持っています。
特願2018-051114:特許登録済(特許第6392476号)
2件目の特許を2020年6月に出願(特許願20P006)
ハイパースペクトルデータを収集するには高価なハイパースペクトルカメラが必要になり、撮影にも専門性が必要ですが、5つの共同研究先病院の協力のもと、5年間に渡り高品質な標本データ1万例を収集・学習させています。
ハイパースペクトル領域の関連特許を2件を取得しており、他社の当領域への参入を防いでいます。国際特許の出願も進めており、海外への展開も視野に入れた特許戦略に力を入れています。
AIの精度を向上させるために最も大切なことは、実はアルゴリズムではなく、データの処理方法です。Milk.はハイパースペクトルデータの前処理、整形に特化した人材を教育しており、高精度なAIを実現しています。
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